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岡山・広島・神戸・東京を拠点とする広告会社、ヤマト広告馬庭直人の毎日ブログマラソン。

困難に打ち克つ「脳とこころ」の法則

「困難に打ち克つ「脳とこころ」の法則 ゾーンと海馬があなたを強くする」という本を読みました。

著者は脳神経外科のドクターとして、救急医療の最前線で 働かれている林成之さん。特に脳死寸前の患者を救った 「脳低温療法」は世界的な大発見となったとか。

また、北京オリンピックの際は競泳日本代表チームに 「勝つための脳」について講義され、メダル獲得に 貢献されたようです。

心理学などの本を読むと、随所に脳との関係性についての 話が出てきます。「心はどこに有るの?ハート だから心臓じゃないの?」とはさすがにもう、思っていませんが、 この本では、「こころ」を生み出す脳の仕組みについて とても面白い解説がされています。

電線をドーナツ状に巻いて磁場を作り、 それを人間の頭のある箇所にあてると、ひょいと片手が 上がることがあるそうです。

映画マトリクスでも、モーフィアスがネオに バーチャルなトレーニング上で、

君はどうやって“現実”を定義するんだね?  もし君が自分で感じることのできるもの、 君が匂いを嗅いだり、味わったり、見たり することのできるものの話をしているのなら 、そのときは“現実”とは君の脳が解釈した 電気的信号に過ぎない……

と言っています。

感覚を通し、脳に入った電気信号は

①大脳皮質神経細胞 を通り、

A10神経群 ③前頭前野 ④自己報酬神経群 ⑤綿条体-基底核-視床 ⑥海馬回-リンビックシステム

のダイナミックセンターコアといわれる 箇所の神経を総動員し「思考」し、 こころを生み出すそうです。

またこころは7つの本能が生み出すと言われています。

①生きたい本能 ②知りたい本能 ③仲間になりたい本能 ④自己保存の本能 ⑤統一・一貫性を好む本能 ⑥自我の本能 ⑦違いを認めて共に生きる本能 (①~③は無意識、脳細胞 ④~⑥は潜在意識、脳組織 ⑦は内意識、神経核の連合)

その仕組をもとに、 日常生活にどのように応用していくか、ということを 書かれています。

とくに興味深かったのが、 日本ハンドボールチームが、 「勝つこと」を目標にするのではなく、 「オリンピックに出場して日本中の人を 感動させるプレーをする」ことを 目標にして共有するということ。

このような考えは常に 仕事の現場、チームでも応用 できると思います。

最初は少し難しい内容ですが、 後半はサクサクよめて清々しい気分に 成る一冊でした。