岡山・広島の企業と社長をもっと輝かせる広告屋の視点

岡山・広島の広告会社に勤務する馬庭直人の毎日ブログマラソン。

知識という価値より理解力を磨く

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ニーチェとかハイデガーとか…
名前くらいは知っていても何をした人かすら朧氣だったが…
知らなくともその人達が哲学していた事を、なんとなく「こういうことかな」なんて解釈し始めるこの頃。
そして哲学に少しは触れてみたい、そう思いだした。


何の事はない、こういう本を読んだのだ。


ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。


ニーチェが現代に降りてたという設定の本書は、色々と考える年頃の女子高生に、スマホを弄る現代版のニーチェが人生を哲学する、という話。
ニーチェのみならずキルケゴールやサルトル、ショーペンハウアーなど錚々たる哲学者を登場させて哲学するという、哲学の入門書にはもってこいかも、な一冊。
360ページ以上有るけど一気に読める優しい文体が心地よい。


難しいことを易しく、そして興味のトリガーとなる本が、相変わらず人気。
「もしドラ」の大ヒットから始まって、マンガでわかる系の本が常に人気なのは、時代を象徴する需要だろう。


興味を持つきっかけは人それぞれだが、入り口はやはり平易な方が良い。

これはWebサイトを作る時も、Web広告をする時にも言える。
ともすれば「Web広告徹底解説」なんて本から手にとって「よーしやるぞ!」なんて意気込み、それこそAdWordsだFacebookだ、ツイッターだ、インスタグラムだと、やってしまいがちだが…
まずは一つの広告媒体で出稿し、その全体像をつかむことから始めたほうがいい。


例えば吉川英治さんの小説三国志を読む前に、横山光輝さんの漫画三国志を読んでおく、という感覚。
そして難しいことを簡単に、そして興味深く説明するのは、教える側のテクニックだと思う。


自分に問う。
難しいことを簡単に伝えられているだろうか?
そこに自尊心からの奢りはないか?


そして学ぶ方も、だ。
知識が有ることがすごい時代は、もうとうに終わった。
これからは理解力こそが学びの本質。

理解とは点の視点を線や面で見れること。
つまり自分の視野を拡げること。


そこに奢らざるを得ない価値観があれば、狭窄な視野になり、ひいては人生を息苦しくするのかもしれない。


最近は朝の読書が日課になりつつ有る。
こういう入り口の本を、もっと読んでみたいと思った。