貴方が本質的に輝き出す広告とブランディングパートナーの視点

岡山・広島・神戸・東京を拠点とする広告会社、ヤマト広告馬庭直人の毎日ブログマラソン。

本来とはなんだろう?

自宅で、卵から生育の過程をみていた キアゲハチョウが、今朝羽ばたいていった。

芋虫、蛹、蝶。

全く姿形が違う。 成虫原基といわれる、完全変態をする昆虫に 備わっている器官が、その神秘の理由だそうだ。

蛹から蝶になる時、人は、 自分自身を投影し感動する。

「ありのままの姿見せるのよ」 アナ雪の日本語版ではこう訳したが、この歌の大ヒットからも分かるように、 人間は「本来」というものが好きなのかも知れない。

そこには、心の奥底で「今の自分は本来の 自分ではない」と思っていて満足していないから? などと勘ぐりたくなるのは私の悪い癖だ。

しかし、キアゲハの芋虫は、 モンシロチョウにはならないように、 私も私である。

芋虫も、自分を芋虫とも思っていないだろうし、 蛹の中でドロドロに溶けて蝶として蘇っても、 「私は蝶よ」などと思っていないはずだ。

しかし我々は「自己認識」をする。 完全変態こそしないが、 「貴方はだれ?」 その答えがかわると、価値観も行動も能力も 環境も大きく変わる。時として完全変態以上に。

そのアイデンティティが変わることを、 志がたつ、ということもあるが、 根底には強烈な危機意識がある場合が多い。

人間は「本来」を求めて問題を作り、 「本来」にあこがれて、自分を否定し、 諦め、手放し、そして本来の自分に、 ふと気づく。足元にあることに気付く。

そんな厄介さが人間なんだと 蝶を見てて思った朝。

★今日のクエスト★ 蚕とアゲハチョウの芋虫の違い。